日本地球惑星科学連合2023年大会(JpGU2023)におけるSOLAS関連セッション開催
日本地球惑星科学連合2023年大会(JpGU2023)におきまして、「海洋表層-大気間の生物地球化学(A-CG45)」のセッションを企画しております。本セッションは、日本地球化学会、日本海洋学会、大気化学会の共催となっております。
投稿締め切りは2023年2月16日(早期締切2月2日)となっております。皆様からの投稿を心よりお待ちしております。
https://www.jpgu.org/meeting_j2023/
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セッションID: A-CG45
タイトル: 海洋表層-大気間の生物地球化学
開催日時: 口頭セッション: 5/21(日) AM2(10:45~12:15)
現地ポスターコアタイム : 5/21(日) PM3(17:15~18:45)
オンラインポスターセッション: 5/21(日)PM1(13:45~15:15)
セッションコンビーナー: 亀山宗彦(北海道大学)、岩本洋子(広島大学)、野口(相田)真希(海洋研究開発機構)、小杉如央(気象研究所)
セッション内容
海洋における様々な時空間スケールでの水塊混合、化学物質の種類や量、海洋微生物の活動度が大気中の生物起源ガスやエアロゾルの生成を駆動することが知られているが、一連のプロセスや生成量の詳細は未解明な点が多い。さらに、海洋大気中の生物起源ガスやエアロゾルは、大気化学反応を介して、雲生成と放射収支や海洋-大気間の炭素・窒素循環に関わり、海洋微生物の活動にフィードバックすると考えられる。本セッションでは、海洋混合・物質循環、植物プランクトン・微生物増殖、揮発性有機化合物(VOCs)・海洋大気エアロゾル生成、炭素循環など海洋から大気に至る一連の研究、国際コアプロジェクトSurface Ocean-Lower Atmosphere Study(SOLAS)に関わる内容も含め、海洋-大気間の生物地球化学的な相互作用を含むプロセスの議論および理解を目指す。
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